【デジタルサイネージ 気になる”電気代”について】
今回はデジタルサイネージの【電気代】についてになります。
デジタルサイネージの中でも大きくわけて
の2つに分かれていることは以前ご説明致しました。
初期設置に関わるイニシャルコストはもちろんですが
気になるのは設置後の維持費、つまりランニングコストです。
今回はその中でも電気に詳しい方でないとなかなか金額感の想像しにくい
【電気代】についてお話していきます。
もちろん、デジタルサイネージ自体の性能(商品)によっても
消費電力は異なりますので、今回は一般平均料金をご紹介します。
まず初めに、電気料金の算出方法になります。
基本的には「電気の使用量」×「電気の単価」で計算します。
電気料金の単価は1時間毎に1,000Wを消費する「1kWh」という単位で表示されることがほとんどです。
よってご使用されるデジタルサイネージが1時間あたりの電気使用量が分かれば
運用時間による電気代の算出することができます。
次に計算方法になります。
まずはじめに使用した時間あたりの「電力量(Wh)」を求めます。
消費電力(W) × 時間(h) = 電気量(Wh)
次に「電力量(Wh)」を「kWh」に変換します。
Wh ÷ 1,000 kWh
変換した「hWk」と「1kWhの単価」を掛け算することで「電気料金」が算出できます。
kWh × 1kWh単価 = 電気料金(円)
屋外の液晶サイネージはどのくらいの電気量なのか
例題)屋外壁掛用サイネージ55インチ(消費電力500W)を1日8時間稼働した際の電気料金。
(※1kWh単価27円で計算)
サイズ:W1403 × H875
①8時間の「電力量(Wh)」を求めます。
500(W) × 8時間(h) = 4,000(Wh)
②電気量4,000(Wh)を「kWh」に変換
4,000 ÷ 1,000 =4kWh
③4kWhに1kWhあたりの単価27円を掛けて電気料金を算出します。
4kWh × 27円 = 108円
こちらが1日8時間稼働した際の電気料金です。
1ヶ月(30日)稼働した際の電気料金は3,240円になります。
108円 × 30日間 =3,240円
大型LEDビジョンはどのくらいの電気量なのか
例題)屋外用大型LEDビジョン(平均消費電力約1,382W)を1日8時間稼働した際の電気料金。
(※1kWh単価27円で計算)
サイズ:W2880 × H1920
①約1,382(W) × 8時間(h) = 11,056(Wh)
②11,056 ÷ 1,000 =11.056kWh
③11.056kWh × 27円 = 298.5円(1日)
298.512円 × 30日間 =8955.4円(1ヶ月)
あくまでも、推定金額ですのでご了承ください。
液晶サイネージとLEDビジョンの電気代の比較
同じ屋外用商品でもサイズやスペックの違い、輝度数の違いなどでも消費電力は変わってきます。
もちろん屋内用商品と屋外用商品でも消費電力は変わってきますので
どのような環境にどのくらいのサイズで視認ユーザーは誰なのかによって推奨商品は変わってきます。
その使用される商品にょって消費電力は変わってきますので
ランニングコストとしてかかる電気代はその都度ご確認ください。
液晶サイネージ・LEDビジョン
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